古典芸能
田楽舞
- 秋の例大祭に奉納され、「しっぱら踊り」とも言われています。袖振2名、ささらを持つ中踊6名、太鼓2名、鬼、鰐それぞれ1名、獅子2名の計14名で奉納されます。この田楽は、室町時代に始まったとされ、五穀豊穣の舞として苗代作りから稲刈りまでの農作業を古雅な舞で象徴しています。広川町上中野の氏子によって継承されています。
乙田舞獅子
- 田楽とともに秋の例大祭に天神社前で奉納されています。もとは乙田天神社で行われていました。横笛と太鼓の演奏とお多福に合わせて、打込舞、中舞、高舞からなり、東海道五十三次を表しているとされています。特に高舞は獅子が高く伸び上がる姿が雄壮で、この獅子舞の一番の見どころとなっています。広川町山本の氏子によって継承されています。